1. HOME
  2. ブログ
  3. 「在庫管理システム(WMS)」とは?入出荷業務を圧倒的に効率化する方法

「在庫管理システム(WMS)」とは?入出荷業務を圧倒的に効率化する方法

メーカーや商社/卸、小売りとモノを扱う事業者が避けては通れないのが「在庫管理」です。受発注管理のような売上直結の業務に比べて、在庫管理は後手にまわりがちな方も多いのではないでしょうか。

在庫を正確に把握することは、棚卸し等の業務効率化だけでなく、メーカーなら製造個数、商社/卸や小売りなら仕入れ個数と、製造原価や仕入れ原価を大幅に削減するための第一歩となるため、非常に重要な役割を担います。また、在庫の消化状況を把握することは、売れ筋商品を正確に把握することにもつながるため、実は売上直結業務にしている企業も多いというのが実態かと思います。

そこで今回は、在庫管理に必要不可欠な在庫管理システム(WMS)について、解説していきたいと思います。

 

在庫管理システム(WMS)とは?

在庫管理システム(WMS)は、在庫を管理するだけでなく、商品の入出荷や棚卸といった倉庫作業を行うためのシステムです。あらかじめ商品情報(商品マスタ)を登録し、その商品を入荷し、在庫として管理し、出荷した際には在庫が減らし管理を行うというものです。

在庫管理システムは小売業の変遷とともに進化してきており、ラインナップは非常に多いですが、実際に自社に合致する在庫管理システムは限られているというのが実情です。

製造した商品を管理することがメインの在庫管理システムは、いかに正確に商品の在庫数を管理するかに機能を特化しており、ロット管理や入数管理、賞味期限管理といった特性が異なる複数の商品の在庫数を管理する機能に特化しています。

小売店舗にて商品を管理することがメインの在庫管理システムは、日々の店舗での販売によって変化する在庫数の増減を正確に把握するかに機能を特化しており、上記のような商品特性への対応だけでなく、POSレジとの連携等の販売管理システムと連携し在庫の増減を管理する機能に特化しています。

そして、通販にて商品を管理することがメインの在庫管理システムは、日々各モールやネットショップから入る注文によって変化する在庫数の増減と出荷を正確に把握する機能に特化しており、各モールやネットショップ、受注管理システムと連携し在庫の増減を管理する機能に特化しています。

 

在庫管理システムで出来ること

既に記載の通り、在庫管理システムで出来ることは以下の3つに分けられます。

①入出荷管理
②在庫管理/ロケーション管理
③棚卸

基本的な流れは上記のように進み、月次で棚卸しを行っていく形ですが、具体的に手作業のみの場合とどう違うのか、比較しながら説明したいと思います。

①入出荷管理

商品が入荷して在庫後に出荷する場合、手作業のみの場合は、なんとなく検数結果を帳簿に記入し、出荷する際には出荷数分を帳簿から減らすという流れかと思います。

その場合、出荷件数が増えると、管理は非常に煩雑ですし、ミスが多発します。したがって、在庫管理システムでは、あらかじめ入荷予定を作成し、それに合わせて検数を行った上で、出荷予定を作成し在庫数を実際に引いていきます。

②在庫管理/ロケーション管理

商品が在庫されると、どの商品がどこにあるのかを管理する「ロケーション」というものを採番していきます。ロケーションは棚の住所のようなもので、基本的に在庫管理システムでは、所定の採番ルールに則ってロケーション番号の採番が行われ、自動的に商品が割り当てられていきます。この点も手作業では考えられないほど楽な部分だと思います。

③棚卸

棚卸を行う場合は、既に登録された在庫情報を元に、棚卸リストが作成させ、それに基づいて作業を行っていきます。また、ロジクラのようにスマートフォンをハンディターミナルにしている場合は、商品画像を確認しながら実際の商品のバーコードを読み込んでいくので、正確な棚卸しが可能です。

 

おすすめの在庫管理システム

ここからは、おすすめの在庫管理システムを具体的にご紹介します。

ロジクラ

約1年間で1万社の企業様に利用頂いている在庫管理システムです。店舗・通販・卸の在庫管理が一元化でき、スマートフォンでかんたんに商品登録や在庫登録ができる点が特徴です。
また、無料から使え、21日間の有料プラントライアルもあるため、はじめて在庫管理システムを導入してみようか検討している方には、取り組みやすいサービスだと思います。

▽ロジクラの詳細
在庫管理・倉庫管理ソフト「ロジクラ」|無料(フリー)から使える

ロジザード

3PLのような営業倉庫で使われている在庫管理システムです。様々な営業倉庫にて利用されており、あらゆる商品の在庫管理に対応し作業履歴や高度なロケーション管理ができる点が特徴です。

また、英語や中国語等複数の言語にも対応しており、大規模な作業現場にて多様な国籍の方々が使うことを想定したシステムになっています。

いかがでしたでしょうか?在庫管理システムはそもそも存在を知らないところから選ぶには非常に難しいツールだと思いますが、良いツールを導入できれば、劇的な作業工数改善が見込まれます。是非こちらの記事を参考に、ツールの導入を進めてみてください。

▽ロジザードの詳細
クラウドWMS 倉庫管理システム 通販・卸の物流管理ならロジザードZERO

最後に

いかがでしたでしょうか?在庫管理システムはそもそも存在を知らないところから選ぶには非常に難しいツールだと思いますが、良いツールを導入できれば、劇的な作業工数改善が見込まれます。是非こちらの記事を参考に、ツールの導入を進めてみてください

在庫管理システムについて資料請求する

関連記事