食品業界でおすすめの受発注システム5選!メリットや選び方も紹介
「食品業界で受発注システムを導入するメリットは?」
「食品業界におすすめの受発注システムが知りたい」
このようにお考えではありませんか。
人手不足が叫ばれる現代ビジネスにおいて、業務効率化は早急に取り組みたい課題です。
食品業界も例外ではなく、従業員の負担の軽減や、より良い労働環境にしていく必要があります。
その中でも業務効率化の第一歩として、受発注システムの導入がおすすめです。
そこで本記事は、
- 食品業界で受発注システムは必要か
- 食品業界で受発注システムを導入するメリット・デメリット
- おすすめの受発注システム5選
を紹介します。
特に、FAXや電話での受発注が手間に感じられる方は、ぜひ最後までご一読ください。
なお、受発注システムの詳細を、下記の資料にまとめました。受発注システムについて詳しく知りたい方は、ぜひダウンロードのうえご活用ください!
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受発注システム「CO-NECT」
食品業界で受発注システムの導入は必要か
受発注システムはデータで情報をやりとりすることで、FAXや電話での受発注のリスクであった誤発注を大幅に減らすことができます。
また、営業時間外での取引や、システム内で納期回答を自動で行え従業員の負担の軽減が可能です。
食品業界では以下2点の特徴があり、受発注システムの導入が望ましいといえます。
- 食品業界のEC化率が伸びてきている
- 受発注業務における課題も多い
順番に紹介します。
食品業界のEC化率が伸びてきている
経済産業省の「令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」によると、食品業界のEC化率は年々伸びています。
2020年のEC化率が63.3%だったのに対し、2021年は67.2%と上昇を見せています。DXの推進を始めとする働き方改革もあり、今後もEC化は進んでいく見込みです。
EC化率が伸びている側面として、何も対策をとらない場合、競合企業に差を付けられる可能性があると言えます。競合に打ち勝ち事業を成長させるためにも、システムの導入やIT活用といった、デジタル化施策を検討するのがおすすめです。
受発注業務における課題も多い
電話やFAXを用いた受発注業務には下記のとおり課題も多く、従業員の負担となっている企業も少なくありません。
- アナログの発注が多い
- 取引先から進捗確認の電話が多い
- 受注業務が朝に集中し、負担が大きい
- 取引先ごとの単価設定やFAX注文用紙の作成に手間がかかる
- 社内でしか作業できない
特に、アナログの受発注では時間や場所の制約が多く、従業員がリソースを消費して対応せざるを得ません。
たとえば、営業時間後は受注対応ができないため、朝に受注対応におわれるなど従業員の負担が大きくなります。さらに外出先から確認することも困難なため、テレワークへの移行にも大きな妨げとなります。
一方で、受発注システムを導入すると上記の課題が一掃されるうえ、受発注業務をさらに効率的にできるメリットがあります。
食品業界で受発注システムを導入するメリット3つ
食品業界で受発注システムを導入するメリットは、下記のとおりです。
- 受注業務・管理業務の負担軽減につながる
- DX化による業務効率化が実現しやすい
- 営業時間外の受注による売上増加につながる
営業時間外の受注が可能になるため、特に電話による受注ができないことによる機会損失を防げます。順番に見ていきましょう。
【メリット1】受注業務・管理業務の負担軽減につながる
電話やFAXによる受注業務は、受注件数が多くなればなるほど従業員によるチェックなどに時間がかかります。そこで受発注システムを導入すると、データ整理・受発注の対応が自動化できるので業務内容の削減が可能です。
たとえば電話やFAXによる受注では、商品名を不一致や商品番号がずれていると発注元に確認する必要があります。一方で受発注システムは、登録されている商品郡から選択するだけなので、商品名の誤りや商品番号がずれることはありません。
このように確認業務の多くをシステムに頼れるため、工数削減につながり、ほかの業務に集中できます。
【メリット2】DX化による業務効率化が実現しやすい
DX化はデジタル技術を活用してビジネスモデルを変革することで、多くの業務に効率化をもたらします。
たとえば、紙やFAXで受発注している場合、デジタル技術を活用するために取引データの入力作業が必要なため、人手を割く状況になってしまいます。
一方で、受発注システムを導入している場合、取引データはすでにデータ化されているため、デジタル技術を用いた分析が容易になり、受発注業務以外のDX化施策の検討もスムーズに行えます。
【メリット3】営業時間外の受注による売上増加につながる
電話による受発注では営業時間外のやりとりは困難ですが、受発注システムを導入することで24時間いつでも受発注が可能です。
発注側は指定されたシステムにアクセスするだけなので、たとえ深夜でも発注できるメリットがあります。
受発注システムによっては商品リストの代わりに使えるものもあり、新商品の紹介や価格の改訂なども伝えやすいです。
日中に発注を行えないような顧客への対応が可能となれば、売り上げアップにもつながります。
食品業界で受発注システムを導入するデメリット2つ
食品業界で受発注システムを導入するデメリットは、下記のとおりです。
- 導入費用やランニングコストがかかる
- 取引先に導入してもらう必要がある
新しいシステムを導入する以上、費用や手間が発生するので長期的な目線で検討する必要があります。受発注システムの導入には短期的なデメリットも発生するので、ひとつずつ見ていきましょう。
【デメリット1】導入費用やランニングコストがかかる
受発注システムの導入には、初期費用やランニングコストがかかります。さらに、導入当初はスタッフが慣れないという理由から、一時的に非効率になることもあるでしょう。
しかし、長期的な目線では十分な費用対効果を得ることも可能です。一度システムに慣れてしまえば、現在行っている作業そのものを削減できるので、大幅な効率化が見込めます。
そのため、初期費用やランニングコストだけを見て導入を見送ると、効率化の機会を逃してしまいます。具体的な受発注システム導入のステップや予算を獲得するための考え方を下記の記事で紹介しているので、ぜひご一読ください。
【デメリット2】取引先に導入してもらう必要がある
受発注システムを導入には、取引先にもシステムを利用して発注してもらわないといけません。受発注システムの導入は取引先にとって負担に感じることもあるため、下記の認識を共有することをおすすめします。
- 取引先側も便利になる
- 受発注業務が抱える課題を解決できる
たとえば、受発注システムはスマートフォンからも発注できるため、外出先からでも発注できます。緊急で発注したい場合でも、わざわざ店舗に戻る必要はありません。このように発注側にもメリットがあることを説明することで、導入してもらえる可能性が高まります。
また、下記の記事で取引先に導入してもらうための方法を詳しく解説しているので、取引先が使ってくれるか不安を感じている方はぜひご覧ください。
受発注システムの選び方
受発注システムを選ぶ際は、下記のポイントを確認しましょう。
- 食品業界への導入実績は多いか
- 取引先が導入しやすいか
- カスタマイズできるか
- ほかのシステムと連携できるか
- 分析がしやすいか
食品業界で受発注システムを導入する際は、実際に食品業界への導入実績があるか確認するのがおすすめです。受発注システムはさまざまな業界で利用できますが、食品業界の実績がなければ、業界特有の悩みなどに対応できるかが読めません。
導入実績は問い合わせで確認できるほか、公式サイトでも掲載しているケースが多いのであらかじめ確認しておきましょう。
食品業界におすすめの受発注システム5選
食品業界におすすめの受発注システムは、下記のとおりです。
- CO-NECT(コネクト)
- MOS
- COREC
- TANOMU
- BtoBプラットフォーム 受発注
それぞれの概要や特徴を、順番に見ていきましょう。
【おすすめ1】CO-NECT
CO-NECTは、食品業界の受発注管理を楽にする受発注システムです。食品業界におけるよくある課題を解決できる機能が多く搭載されています。
CO-NECTの特徴は、下記のとおりです。
- 量り売りに対応
- 納期回答や出荷連絡も簡単
- 発注側は無料なので取引先が導入しやすい
商品ごとに「個数売り」と「量り売り」の販売方法を指定できるため、柔軟な販売が可能です。必要に応じて最低注文量や注文単位、締め時間などを設定できます。
そのため、取引先ごとに販売方式が異なる場合におすすめです。また、発注側は無料なので取引先にも導入を進めやすいのもポイントです。
CO-NECTの詳細は、下記のページからご確認ください。
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受発注システム「CO-NECT」
【おすすめ2】MOS
MOSは、スマートフォンやタブレットでの受発注に対応したWeb受発注システムです。クラウド型にも関わらず、要件にあわせてカスタマイズできます。
MOSの特徴は、下記のとおりです。
- モバイル対応なので使いやすい
- カスタマイズが可能
- 基幹システムと連携できる
モバイル環境に特化したUIは使いやすく、取引先も簡単に利用できます。また、発注パターンを学習し、発注頻度が高い商品を上位表示するなど機能面でも優秀です。
そのため、取引先(発注先)に利用しやすい受発注システムを探している場合におすすめです。
【おすすめ3】COREC
CORECは、BtoBの受発注をWeb上で簡単にできる受発注システムです。55,000社以上の導入実績があります。
CORECの特徴は、下記のとおりです。
- Webでオリジナルの注文フォームが作成できる
- 受注情報を共有できる
- 請求書や納品書を作成できる
注文フォームの作成はたった3ステップで完了し、受注業務の効率が上がります。また、取引先ごとに提案する商品や価格を変更したフォームを作成できるため、取引先ごとの変化が多い場合におすすめです。
【おすすめ4】TANOMU
TANOMUは、食品卸売業者に特化した受発注システムです。あらゆる操作をスマートフォンで完結できます。
TANOMUの特徴は、下記のとおりです。
- 個人経営店舗の導入率が高い
- 毎日の注文集計作業も自動でできる
- CSV連携で受注業務の効率化を実現
どの商品がどれくらい売れたのか、リアルタイムで集計されるため手作業での集計が不要です。分析業務の工数削減ができるため、リソースを有効活用したい場合におすすめします。
【おすすめ5】BtoBプラットフォーム 受発注
BtoBプラットフォーム 受発注は、飲食業界の受発注業務に最適化した受発注システムです。34万を超える店舗に導入されています。
BtoBプラットフォーム 受発注の特徴は、下記のとおりです。
- 受注データをCSVでダウンロードできる
- 取引不可日を設定できる
- 商品マスタをアップロードできる
商品マスタへの登録や単価・単位の変更が一括でできます。業務が簡略化されるため、従業員の負担が軽減します。商品情報の登録で従業員に負担をかけている場合におすすめです。
ここまでおすすめの受発注システムを5つ紹介しましたが、下記の記事では15の受発注システムを比較しています。より詳しく知りたい方は、ぜひご一読ください。
まとめ:受発注システムを導入して業務効率化を図ろう
食品業界では、DXの推進などの観点から業務効率化の流れは強くなっていくと考えられます。その第一歩として既存の受発注業務から脱し、業務効率化や負担軽減を図ることが重要です。
FAXや電話による受発注業務では営業時間や事業場などの制約を受けますが、受発注システムではスマートフォンがあればいつでもどこからでも対応できます。競合に負けないように事業を成長させ続けるためにも、受発注システムの導入を検討するのがおすすめです。
なお、受発注システムの詳細を、下記の資料にまとめました。受発注システムについて詳しく知りたい方は、ぜひダウンロードのうえご活用ください!
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