おすすめの受発注システム4選!種類別の特徴や選び方を解説!
クラウド型受発注システムは、上手く活用することで業務効率を上げられるため、とても便利です。
ですが、いざ導入しようとしたときに、
- どの受発注システムがいいのかわからない
- どうやって選べばいいかわからない
といった悩みを抱えることはありませんか?
そこで、この記事ではクラウド型受発注システムの選び方と、おすすめの受発注システムをお伝えしていきます。
クラウド型受発注システムの選び方
まずはクラウド型受発注システムの選び方をお伝えします。基本的には以下の5つです。
- 自社の業界に必要な機能が揃っているか
- 業務効率が本当に上がるのか
- 費用が高くならないか
- 導入までの期間が長すぎないか
- 取引先が導入しやすいか
それぞれもう少し具体的にお伝えしていきます。
1,自社の業界に必要な機能が揃っているか
まずは自社の業界に必要な機能が揃っているのかということです。
たとえば外食業界であれば、消費期限があるため、過度に仕入れすぎると廃棄につながりかねません。そのため、需要が多い商品を分析したり、取引先ごとに注文履歴をまとめて誤発注を防ぐ機能があったりすると便利です。
製造業であれば、受注する本社と製造する工場とで進捗状況を共有できれば、発注側に納期をスムーズに伝えられます。
以上のように、自社に必要な機能をあらかじめ把握しておくと選びやすくなります。
2,業務効率が本当に上がるのかどうか
クラウド型受発注システムを導入する最大のメリットは、業務効率が上がることです。
基本的には、新たにクラウド型受発注システムを導入すると、確認業務などの削減により業務効率は大きく改善します。
ただし、「電話やFAXなどのアナログ型の受発注」をしている場合、クラウド型受発注システムの導入時に、PCやスマホ・タブレット端末の操作がうまくできない場合もあります。そこで、実際に使う方がPCを苦手でも使えるシンプルなものを選ぶ必要があります。
それでもうまく使えるかはわからないので、念のために最初は無料でつかえるシステムであると理想的です。
3,費用が高くならないか
クラウド型受発注システムの導入には、費用も外せないポイントです。
クラウド型受発注システムの利用に必要な費用は、主に「初期費用」と「月額費用」です。システムによっては機能のカスタマイズよって別途費用が発生することもあります。
そのため、必要な機能と予算を確認し、そのなかでできるだけ費用を抑えられるサービスを選ぶのがポイントです。
4,導入までの期間が長すぎないか
クラウド型受発注システムを導入するまでの期間も重要です。
クラウド型受発注システムの多くは、インターネットを介して利用するため、早ければ即日から利用できます。ただ、中にはカスタマイズが必要なものもあり、導入に数カ月単位でかかることも。
そのため、必要な機能を確認しつつ、自社に必要な導入時期に間に合わせられるシステムを選ぶのがおすすめです。
5,取引先が導入しやすいか
受発注システムの多くは発注側、受注側の両社が導入する必要があります。そのため、当然ではありますが取引先が使いやすいサービスを選ぶことが理想です。
操作性が簡単であることはもちろん、例えば受発注システムによっては、取引先に課金が発生する場合もあります。取引先のコストが増えると受け入れてもらいにくいですし、その分を自社で負担するというのもコストが高くなりすぎる事態になりかねません。
この点、CO-NECTを例にお伝えすると、「フリープラン」であれば発注、受注側どちらも無料で使えます。また、発注書をFAXやメールに変換して自動送信する機能もあるため、受注側が導入していなくても使えるのです。
発注側と受注側のどちらもデメリットなく利用できるサービスを選ぶことが一つのポイントといえます。
おすすめのクラウド型受発注システム4選!
それでは、おすすめのクラウド型受発注システムをお伝えしていきます。ここでご紹介するのは以下の4つです。
- CO-NECT
- MOS
- COREC
- BtoBプラットフォーム
これから受発注システムの導入をしようと考えていた場合は、ぜひ参考にしてみてください。
一覧表
CO-NECT | MOS | COREC | BtoBプラットフォーム受発注 | |
会社名 | CO-NECT | アクロス ソリューションズ |
ラクーンコマース | Infomart |
初期費用 | 不要 | M1-¥350,000 M3-¥550,000 M5-¥0 M7-¥0 |
不要 |
「受注側」 「発注側」 |
月額料金 プラン 【発注側】 |
「フリープラン」¥0
「ビジネスプラン」 |
オプションにより 変動 |
「ビジネスプラン」¥980
「無料プラン」¥0 |
「本部」 ¥30,000~ 「店舗」 ¥1,800×ID数 |
月額料金 プラン 【受注側】 |
「フリープラン」¥0
「プロフェッショナルプラン」 複数体系あり |
M1-¥20,000~ M3-¥30,000~ M5-¥40,000~ M7-¥50,000~ |
「ビジネスプラン」 ¥1,980「無料プラン」 ¥0 |
「定額制」 ¥30,000 「従量制」 ¥月額取引合計金額の1.2% |
無料 トライアル |
有 | 体験デモのみ | 無料プランから スタート可 (機能制限付き) |
ナシ |
サポート体制 | 導入サポート・メール対応有 | メール・電話 によるサポート |
Webフォームから 問い合わせ |
カスタマーサポートや操作講習会など |
1,CO-NECT
まずはコストパフォーマンスが高いCO-NECTです。
CO-NECTの特徴
CO-NECTは、発注書や請求書などの書類がスマートフォンやタブレットで簡単に作れます。そして即日から利用可能です。
また、注文の対応状況も発注側、受注側の両社で共有できるため、誤発注や納品の遅れも防げます。他にも、売り上げの分析機能もあるため、商品ごとの需要を確認できるのです。
(例)売り上げ分析機能
(画像:CO-NECT公式HPより)
初期費用や月額費用も抑えられ、非常にコストパフォーマンスが高いといえます。
CO-NECTがおすすめな企業
CO-NECTは帳票作成機能や取引先との情報共有など、バランスの取れた受発注システムです。そのため、幅広い業種に対応しています。
その中でも、
- カスタマイズを必要としない
- できる限り費用を抑えたい
- まずは無料で使ってみたい
という企業にはとてもおすすめです。
有料プランも2週間の無料トライアルがあるので、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょう。
2,MOS
MOSは柔軟なカスタマイズが可能な受発注システムです。
MOSの特徴
MOSの一番の特徴は、カスタマイズができることから自社に必要な機能を独自に追加できます。
ただ、機能を追加するということは、それだけ費用もかかるので注意が必要です。
MOSがおすすめな企業
MOSは以下のような企業におすすめです。
- 機能をカスタマイズして追加したい
- 予算にある程度の余裕がある
プランによっては初期費用や月額費用が必要ですし、カスタマイズにも費用がかかります。そのため、カスタマイズ性が必要で、予算にも余裕がある企業がおすすめです。
3,COREC
CORECもまた、比較的バランスのとれた受発注システムです。
CORECの特徴
CORECは、発注書を取引先のメールやFAXに送信できるため、受注側に導入する手間がかからないのが特徴的です。
ただ、すべての機能を使うには発注側も受注側も有料になるため、注意が必要です。
CORECがおすすめな企業
CORECがおすすめなのは、
- 取引先が多い
- 費用をできるだけ抑えたい
といった場合です。有料プランであれば、受注側は注文フォームを200件まで作成できたり、発注側は、FAXが月に200回まで無料でできたりします。
有料プランでも比較的安価なので、取引先数が多いながらも費用を抑えたい場合はおすすめです。
4,BtoBプラットフォーム受発注
BtoBプラットフォーム受発注は、企業規模を問わず多く利用されています。
特徴
BtoBプラットフォーム受発注は、売上確定データをもとに自動で発送処理ができたり、複数の企業からの注文をPC1台に集約させられたりと、業務の効率化を徹底できます。
うまく活用すれば大幅に作業コストを削減できる反面、受注側と発注側の両方に費用が発生するのも事実です。
BtoBプラットフォーム受発注がおすすめな企業
BtoBプラットフォーム受発注は、以下の企業におすすめです。
- 外食企業
- 製造業
- 予算に比較的余裕がある企業
BtoBプラットフォーム受発注は、商品に関するアレルギーや原産国の情報を管理し、食の安全を守る外食企業向けのパッケージがあるのです。
また、製造業に特化した「BtoBプラットフォーム受発注for製造業」のようなサービスも展開しています。そのため、外食企業や製造業には特におすすめです。
ただ、費用が比較的高めではあるので、予算に余裕がある企業向けのサービスといえます。
まとめ:相性のいいクラウド型受発注システムで業務効率を上げよう!
クラウド型受発注システムの大きなメリットは、業務効率と生産性を高められる可能性があることです。
そしてインターネットを経由することで誰でも使いやすい設計にもなっています。
ですが、必要な費用や、機能にはそれぞれ違いがあります。そのため、自社にとって最も相性の良いものを選ぶことが重要です。
この点、CO-NECTは、無料で利用できるフリープランの他、有料プランでも2週間の無料トライアル期間があります。実際の使いやすさを知るには使ってみるのがもっとも効果的です。
いくつかの受発注システムを比較したうえで、CO-NECTに興味をお持ちでしたらぜひ一度お問い合わせください。