フランチャイズ向け受発注システム5選!おすすめ理由3つも紹介
「本部や加盟店それぞれ別々の価格設定がある商品を簡単に管理したい」
「受発注システムを導入してフランチャイズグループ全体の効率化を図りたい」
このようにお考えではありませんか。
フランチャイズは運営ノウハウやブランド力を加盟店に提供することで、ロイヤリティを回収する業務形態です。安定して収入を得られる一方で、加盟店や取引先が多くなると受発注業務が複雑化しかねません。
そこで本記事は、以下の内容を紹介します。
- フランチャイズにおける受発注でよくある3つの課題
- フランチャイズで受発注システムの導入がおすすめな3つの理由
- フランチャイズにおすすめな受発注システム5選
受発注システムをグループ全体に導入して、フランチャイズ加盟店とのやり取りを効率化したい方は、ぜひ最後までご一読ください。
なお、BtoB受発注システムCO-NECT(コネクト)は、IT知識がなくても使いやすいためどの加盟店でも簡単に利用できます
本部と加盟店に受発注システムを導入できれば、店舗間の迅速なやりとりが可能です。CO-NECTの詳細は、下記のリンクからご確認ください!
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受発注システム「CO-NECT」
フランチャイズにおける受発注でよくある3つの課題
フランチャイズにおける受発注でよくある課題は、下記の3つです。
- 本部・加盟店・取引業者間で価格が異なる
- 本部の受発注業務がアナログな場合も多い
- 本部で仕分けをする際はスピード感に欠ける
本部と加盟店、本部と取引業者間では同じ商品でも価格が異なるため、管理が煩雑になりがちです。ひとつずつ見ていきましょう。
【課題1】本部・加盟店・取引業者間で価格が異なる
フランチャイズでは、本部・加盟店・取引業者それぞれの価格が異なるため、煩雑な管理が課題として挙げられます。
たとえば加盟店独自の販売価格の設定を行う場合があると、それぞれの加盟店でのロイヤリティ(本部の知名度に対して加盟店が支払う料金)の計算をしなくてはなりません。
加盟店の売り上げとロイヤリティ、販促物などの費用を考慮して請求・支払をしますが、複雑さから計算ミスの原因となっていることも多いです。
そのため、本部と加盟店、取引業者間の仕入れ価格や販売価格などを一元管理するための仕組み、たとえば受発注システムが求められています。
特に、本部と取引業者、本部と加盟店間の取引単価をそれぞれが保持できるように、複数のマスタ設定が可能なシステムが望ましいでしょう。
【課題2】本部の受発注業務がアナログな場合も多い
価格まわりの設定が煩雑な影響もあり、加盟店でのシステム導入が進んでいる割には、本部の受発注業務はアナログで行っていることも多くみられます。
たとえば、2つの価格マスタを設定できない受発注システムの場合です。本部と加盟店、本部と取引業者で別々の受発注システムを使用したり、片方は受発注システムを活用していても片方はFAXや電話で受発注を行っているなど、アナログな作業をしています。
上記の場合では、本部の基幹システムに登録する際はデータを転記する必要があり、担当者にとっては大きな業務負担となりかねません。
【課題3】本部で仕分けをする際はスピード感に欠ける
アナログな処理をしていると、本部でのデータ処理に時間がかかってしまいます。受注データをもとに、発注データの作成やシステムへの入力が必要です。
これらの作業に加えて、本部は仕入明細表の作成や請求書発行を行います。
加盟店では、本部からの仕入明細書を待たなければ仕入金額が把握できないため、本部の作業はスピード感に欠けると感じるでしょう。
フランチャイズで受発注システムの導入がおすすめな3つの理由
フランチャイズで受発注システムの導入がおすすめな理由は、下記の3つです。
- 全加盟店の管理がしやすい
- 仕入明細票の作成・請求書の発行がスムーズにできる
- 事務作業の工数を減らせる
全加盟店で共通の受発注システムを使用するので、データの管理や分析が簡単になります。順番に見ていきましょう。
【理由1】全加盟店の管理がしやすい
受発注システムを導入することで、全加盟店の管理が簡単になります。
アナログでのやりとりでは、電話やFAXのデータを基幹システムに登録しなければなりません。全店の販売状況から今後の予定を分析したい場合でも、加盟店がデータを入力してからようやく分析できます。
一方で受発注システムを導入するとデータの同期が早いので、管理・分析がしやすくなり、迅速に次の施策を打ち出すことが可能です。
【理由2】仕入明細票の作成・請求書の発行がスムーズにできる
受発注システムが持つ代表的な機能は、各書類の作成です。受注データを基にワンクリックで作成できるものが多く、時間がかかりません。
もちろん、仕入明細票の作成や請求書の発行も可能なため、加盟店とのやりとりもスムーズになります。
たとえば、受発注システムCO-NECTの場合は請求書の作成も、データを選択してワンクリックで作成できます。業務のスピード感が上がるため、従業員のリソースを最大限活用でき、本部・加盟店ともに事務作業効率化の実現が可能です。
【理由3】事務作業の工数を減らせる
受発注システムを導入することで、事務作業の工数削減にもつながります。
日々の受発注が自動化されるのはもちろん、過去の履歴確認や再発行の手続きも簡単になるからです。
たとえば加盟店では、現場担当者が事務作業を兼務するケースがよくあります。接客作業の合間に過去の取引履歴を確認しながら発注書を作成するなど、大きな手間がかかるほか、売り場と事務所の移動ロスにもつながりかねません。
さらに、その都度頭を切り替える必要があるため集中力が途切れてしまい、接客も事務も高いパフォーマンスが維持できないおそれもあります。
受発注システムを導入することで、これらの事務作業にかかる時間が大幅に削減できるほか、業務に集中できるため、売り上げアップが可能です。なお、受発注システムを、導入して備品管理の時間を大幅に削減した事例は、下記をご覧ください。
参考:株式会社フレイムスさまの導入事例|社内の備品管理にかかる業務時間を1/3に削減!「受発注システムで月末の集計業務や棚卸業務が不要になりました」
フランチャイズ向け受発注システムの選び方7つ
フランチャイズ向け受発注システムの選び方は、下記のとおりです。
- 自社の業務効率化につながる機能があるか
- 機能が必要十分で、無駄な予算がかからないか
- クラウド型など、システムは導入しやすいか
- 事前に使い勝手が確認できる、無料プランはあるか
- システムを導入して、前より業務に時間はかからないか
- 画面が操作しやすく、導入後に操作で困らないUIになっているか
- 困ったときにサポートしてもらえる環境があり、業務が途中で止まらないか
フランチャイズに導入する受発注システムは、簡単に操作できるかが重要です。本部の担当者はITツールに慣れている場合もありますが、すべての加盟店担当者がITツールに詳しいとは限りません。
あまりITツールに詳しくない人でも使ってもらえるように、できる限り操作が簡単な受発注システムをおすすめします。
また、価格マスタを複数設定できる機能は、フランチャイズ向け受発注システムとしてほぼ必須なので必ず確認しておきましょう。受発注システムの選び方は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご一読ください。
フランチャイズにおすすめの受発注システム5選
フランチャイズにおすすめの受発注システムは、下記のとおりです。
それぞれの概要と特徴を確認してみましょう。
【おすすめ1】CO-NECT
CO-NECTは、スマホやPCから簡単に操作できる受発注システムです。受発注連動機能があるため、受注したデータからすぐに発注できます。
CO-NECTの特徴は、下記のとおりです。
- 価格マスタを2つ設定できる
- 取扱商品が多くても使いやすい
- IT知識がなくても使いやすい
価格マスタを2つ設定できたりIT知識をあまり持たない加盟店担当者でも使いやすかったりと、フランチャイズに適した機能を多数持っています。また、取り扱い商品が多くても検索が簡単で、迷うことなく利用可能です。
そのため、取り扱い商品数が多く、受発注システムを初めて導入する際におすすめです。CO-NECTの詳細は、下記のリンクからご確認ください!
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【おすすめ2】BtoBプラットフォーム 受発注
BtoBプラットフォーム 受発注は、飲食業界でおもに利用されている受発注システムです。日々の受発注を効率化し、加盟店の経営にも役立ちます。
BtoBプラットフォーム 受発注の特徴は、下記のとおりです。
- 商品マスタ管理により、加盟店別にい単価設定が可能
- 加盟店分の仕入実績をもとに商品単品ごとの差益管理が可能
- 本部と加盟店で共有データを持つため、請求金額の即時確定が可能
データの共有によって請求金額の確定がすぐにできるため、スピード感のある業務が可能です。加盟店から請求確定に関する問い合わせが多い場合におすすめです。
【おすすめ3】アラジンEC
アラジンECは、BtoB受発注業務をEC化する受発注システムです。アナログ業務の効率化はもちろん、Webを利用した新規顧客の獲得、既存顧客の囲い込みなどさまざまな活用ができます。
アラジンECの特徴は、下記のとおりです。
- 加盟店別に表示商品や単価表示を制御できる
- 情報発信ツールとしても活用できる
- 基幹システムと柔軟に連携できる
加盟店別に表示商品や単価表示を管理できるため、FAXや電話などのアナログによる受発注が不要となります。
【おすすめ4】Bカート
Bカートは、受発注業務をEC化する受発注システムです。注文承認機能で本部と加盟店間の注文を管理できます。
Bカートの特徴は、下記のとおりです。
- 注文に承認が必要な場合に利用できる
- クラウドサービスなので導入がスムーズ
- さまざまなサービスと連携できる
注文承認機能では、購入金額による承認ルールや複数の承認が必要な場合の承認ルールを設定できます。たとえば、10,000円を超えていなければすぐに注文し、10,000円以上の場合は承認が必要などです。加盟店の注文に承認制を設けたい場合におすすめです。
【おすすめ5】楽楽販売
楽楽販売は、Excelやメールで管理している社内業務をシステム化できるクラウド型の販売管理システムです。カスタマイズ性が高く、あとからの仕様変更にも対応できます。
楽楽販売の特徴は、下記のとおりです。
- 加盟店ごとの価格表を持てるのでロイヤリティを自動計算できる
- 請求書発行時に売上とロイヤリティなどを自動相殺するので計算ミスがなくなる
- 加盟店への対応状況を見える化でき、対応漏れを削減できる
加盟店マスタや契約マスタで、加盟店情報やロイヤリティの価格表を管理しています。そのため、請求時にロイヤリティと販促物費用を合算し、売上と相殺して請求データが作成可能です。
まとめ:フランチャイズ向け受発注システムの導入で効率化を図る
フランチャイズの受発注業務は、本部・加盟店・取引業者が関係し合うため、複雑になります。具体的には「価格設定が異なるため管理しづらい」「スピード感のある業務ができない」などの課題があります。
フランチャイズ向けの受発注システムを導入することで、上記の課題解決が可能です。
導入するシステムを検討する際は、IT知識がなくても使いやすい、取扱商品が多くても使いやすいなどの条件を確認し、自社にあった受発注システムを選ぶようにしましょう。
なお、CO-NECTなら「使いやすさ」や「マスタ単価を2つ持てる」など、フランチャイズに必要とされる機能を多く実装しています。CO-NECTの機能を知りたい方は、下記のリンクからご確認ください!
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