受発注業務 業務効率化

【2026年最新版】発注書・注文書のAI-OCRおすすめ比較10選|受注データ入力を自動化

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「FAX・紙で届く注文書の手入力、そろそろ何とかしたい」と感じ始めた方も、
「注文書のAI-OCRを本格的に導入しよう」と比較を始めた方も、
いざ調べ始めると、対応サービスが次々に見つかり、
「結局、どれが自社に合うのか」で手が止まっていませんか。
各社の紹介ページは「読み取り精度◯%」を前面に出した説明が中心で、
肝心の「導入後にちゃんと運用へ乗るのか」「基幹システムにつながるのか」までは、
意外と読み取りにくいものです。

そこで今回は、注文書に対応したおすすめのAI-OCR 10選をまとめました。
読み取り精度はもちろん、現場で本当に使えるかどうかの鍵となる
マスタ紐付け」や「基幹連携」まで踏み込んで比較しています。
この記事を読むと、以下の内容が具体的に分かります。

注文書AI-OCRの「選び方」=精度だけで選ぶと失敗する5つの比較軸
注文書対応AI-OCR 10サービスの比較表
目的・課題タイプ別のおすすめと、導入の進め方

結論からお伝えすると、注文書AI-OCRを「読み取り精度」だけで選ぶのは要注意です。
いざ導入しても手作業が残ってしまい、後悔するケースが少なくありません。
本記事を読めば、自社に届く注文書の書式(バラつき具合)や、
基幹システムとの相性を踏まえ、どのサービスが最適かを自分で見極められるようになります。
まずは、AI-OCRによって「どこまで自動化できるのか」から整理していきましょう。

目次

FAX受注は「減らす」こともできる|
受発注システムの有無で最適解は変わる

注文書の手入力をなんとかしたい」と思ったとき、打ち手は大きく2つあります。
ひとつは、届いた注文書のデータ化を自動化して“効率化する”こと。
もうひとつは、そもそもFAX注文の数を“減らす”こと。
AI-OCRを紹介する記事の多くは前者だけを扱いますが、
実際にはこの2つを組み合わせ、
しかも自社が受発注システムを持っているかどうかで、最適な進め方は変わります。
まずはこの全体像を押さえておくと、後半の比較表がぐっと選びやすくなります。

受発注システムの「有無」で、まず効く打ち手は変わる

同じ「手入力をなくしたい」でも、
すでに受発注システム(基幹の受注管理)を持っているかどうかで、
最初に打つべき手は変わります。

受発注システムを
持っていない
受発注システムを
持っている
よくある状況Excelや紙の台帳で受注を管理。まずは手入力そのものをなくしたい基幹・受注システムはあるが、そこへ「入力する作業」が手作業のまま残っている
まず効く打ち手AI-OCRで注文書をデータ化し、CSVなどの受注データとして使えるようにするAI-OCRで読み取ったデータを、そのまま自社システムへ連携。マスタ紐付け・単位変換まで自動化できるかがカギ
比較で見るポイント出力形式(CSV)と、現場で無理なく回せる運用のしやすさAPI/CSV連携の相性、商品マスタ紐付けや表記ゆれ・単位変換の精度

システムを持っていない場合は「読み取ってデータ化するところ」まで、
持っている場合は「読み取ったデータを自社システムに流し込むところ」まで、
どこまで面倒を見てくれるかを基準に選ぶと、導入後の手作業が残りにくくなります。

もう一段上の解決策|FAXを「減らす」二段構え

ただし、FAXは相手のある取引です。
こちらの都合だけで一斉にやめる、というわけにはいきません。
そこで現実的なのが、次の“二段構え”です。

① Web受発注に移せる取引先は、Web受注へ切り替える
  → FAX注文そのものの母数を減らし、手入力の発生源を小さくする
② それでも残るFAX・メール・紙の注文書は、AI-OCRでデータ化する
  → どうしても残る分は自動でデータ化し、手入力をなくす

この2つを別々のツールで回すと、運用が分かれて手間が増えがちです。
一方で、Web受発注とAI-OCRを同じ流れで扱えるサービスなら、
FAXを少しずつ減らしながら、残った分もそのままデータ化できます。


たとえばCO-NECTは、
Web受発注システムとAIデータ変換(AI-OCR)の両方を提供しており、
「FAXを減らす」と「残りを自動化する」を一気通貫で進められます。

では、その中心となる「AI-OCR」とは何か。次に、仕組みから見ていきましょう。

注文書向けAI-OCRとは?
サービスで差が出るのは「どこまで自動化できるか」

注文書向けAI-OCRは、FAX・メール・紙などで届く注文書をAIが読み取り、
受注登録に使えるデータへ変換する仕組みです。
ポイントは、単なる「文字起こし」で終わるとは限らず、
“どこまで自動化してくれるか”がサービスごとに大きく違うという点です。

そもそもAI-OCRとは?従来のOCRとの違い

AI-OCRとは、従来のOCR(光学文字認識)にAIの判断力を組み合わせた文字認識の仕組みです。
FAX・メール・紙で届く注文書の画像から、
必要な項目を文字データとして自動で取り出します。

従来のOCRは書式ごとに読み取り位置の設定が必要で、手書きも苦手でした。
いまのAI-OCRは、原則そうした事前設定なしで、
非定型の注文書や手書きにも対応できるものが増えています。
さらに製品によっては、読み取るだけで終わらず
品番や単位を自社の商品マスタに合わせて整えたり、
CSV・API連携で基幹システムへ渡したりと、“その後”まで自動化します。

LLMの進化で、「読む」から「判断する」へ

転機となったのが、2023年ごろから広まったLLM(大規模言語モデル)です。
ChatGPTやGeminiに代表されるこの技術で、AI-OCRは「文字をそのまま写す」段階から、
「内容の意味をくみ取る」段階へ進みました。
取引先ごとに違う商品名から自社の品番を言い当てたり、
「1kg」「1ケース」のような単位・表記のゆらぎをそろえたり——
担当者が経験と勘で補っていた作業まで、AIが肩代わりできるようになっています。

なお読み取り精度は帳票やサービスで変わります。
活字は高精度な一方、手書きは下がることがあるため、
導入前に自社のサンプル注文書で試すのが確実です。

つまり同じ「注文書AI-OCR」でも、「読み取っておしまい」から
「受注登録の直前まで担う」ものまで幅があります。
精度の高さだけで選ぶと、“その後の処理”が抜けて手作業が残りがちです。
では、その手入力を続けると現場では何が起きているのか。次に見てみましょう。

FAX・PDF注文書の「手入力」が生む、3つの損失

FAX・メール・PDFで届く注文書を、1枚ずつ目視で確認して手入力する——。
一つひとつは小さくても、積み重なると時間・品質・組織の面で見過ごせない“損失”になります。
まずは全体像を「3つの損失」として示し、順に掘り下げます。

損失1|ミス:転記は「一定の確率で」取り違えが起きる

手で品番や数量を書き写す作業は、慣れた担当者でも一定の確率で取り違えが起こります。
ひとつの誤りが誤出荷や返品、追加配送につながり、金額以上に取引先の信頼にも響きます。
判読に迷えば先方への確認も必要になり、受注1件あたりの手間が静かにふくらみます。

損失2|時間:手入力は「受注が増えるほど」重くなる

手入力の負担は受注量にほぼ比例して増え、ピーク時には受注処理だけで一日の大半が埋まることもあります。
やっかいなのは、これが「こなしても売上が伸びない」種類の作業だという点です。
在庫調整や取引先フォローに充てたい時間が転記に吸い取られていく——これが“時間の損失”です。

損失3|属人化:読み解く「勘どころ」が特定の人に貯まる

取引先ごとに違う書式や独自ルールを読み解くには「勘どころ」が要りますが、
その知識は手順書に残りにくく、特定の担当者に蓄積されがちです。
その人が不在になると処理が滞り、休暇も取りにくく、引き継ぎも難しくなります。
止められない受注業務が少数の熟練者に支えられている状態は、見えにくいリスクです。

大事なのは、この3つは「ただ読み取れるだけ」のツールでは消えないこと。
マスタ紐付け・単位や表記の整形・基幹連携まで自動化して、はじめて解消に近づきます。
本記事が「精度だけで選ぶと失敗する」と繰り返す理由もここにあります。
次は、AI-OCR導入で得られる効果を見ていきましょう。

注文書AI-OCRの導入で得られる、3つの効果

AI-OCRで受注現場はどう変わるのか。
導入企業で報告されている効果を、3つの観点で整理します。

効果1:転記ミスが減り、データ品質が安定する

AIは疲れや集中力の低下がないため、品番や数量の転記ミスを大きく減らせます。
商品マスタとの自動照合を備えるサービスなら表記ゆれにも対応でき、受注データの品質が安定。
結果として、誤出荷や返品・臨時配送も起きにくくなります。

効果2:手入力が減り、処理スピードが大きく上がる

最大の効果は、手入力時間の短縮です。

「注文書革命DX/スマートOCR」は
1枚12分→1分(入力時間90%削減)(出典:インフォディオ/スマートOCR公式)、
「CO-NECT AIデータ変換」は
100件を約10分(処理時間 約99%削減)(出典:CO-NECT公式)と公表しています。
※削減率は帳票や運用条件で変わります。

浮いた時間は、在庫管理や取引先対応など付加価値の高い業務に回せます。

効果3:コスト削減と、属人化の解消につながる

手入力にかかっていた人件費は、作業時間に比例して下がります。
効果2のとおり処理時間は約9〜10割削減できるため、
コストも同じくらいの割合で圧縮できる計算です。
たとえば1日20件を手入力していた場合、
1件12分→1分なら月20営業日で約74時間の削減。
時給2,000円換算で年間約180万円
ほどに相当します
(※効果2の削減率にもとづく試算例。件数や単価で変わります)。

さらに、ミスによる返品・再配送のコストも抑えられます。
読み取りと一次的な判断をAIが担うことで、
熟練者の“勘どころ”に頼りきらず受注を回せるようになり、特定の人への依存もやわらぎます。

ただし、効果をどこまで引き出せるかは選ぶサービス次第。
次章では「精度だけで選ぶと失敗する」5つの比較軸で、失敗しない選び方を確認します。

注文書AI-OCRの選び方|「精度」だけで選ぶと失敗する5つの比較軸

AI-OCRの比較というと、つい「読み取り精度◯%」だけに目が行きがちです。
もちろん精度は大切ですが、精度が高くても“その後の運用”でつまずくと、
結局手作業が残ってしまうことがあります。
注文書AI-OCRを選ぶときは、次の5つの軸で見ると失敗しにくくなります。

対応する形式
FAX・メール・PDF・紙・手書きなど、自社に届く注文書に対応しているか
非定型対応(書式設定の要否)
取引先ごとに書式がバラバラでも、事前の書式設定なしで読めるか
精度
活字・手書きの読み取り精度(※測定条件は各社で異なります。)
運用定着(商品マスタ紐付け・表記ゆれ/単位変換)
読み取った内容を自社の品番・単位に自動でそろえられるか
基幹連携・料金
CSV出力やAPIで基幹システムにつなげるか、料金や無料テストの有無

とくに見落とされやすいのが「運用定着」です。
注文書には取引先ごとに違う商品名や単位(「1kg」「1ケース」など)が書かれていることが多く、
読み取った文字を“自社の品番・単位にそろえる”ところまで自動化できるかで、
日々の手間が大きく変わります。
「読み取って終わり」ではなく、そのまま受注登録に使えるデータになるかを、
精度と同じくらい重視するのがおすすめです。

【比較表】注文書対応AI-OCR 10サービスを比較

注文書に対応するAI-OCR10サービスを一覧にまとめました。
サービス名をクリックすると、下の詳細解説にジャンプします。

サービス名タイプ
/主な対象
受発注システム
の有無
外部システム
連携
商品マスタ
連携・変換
読み取り精度
(公式値)
初期費用月額費用
CO-NECT AIデータ変換
(CO-NECT)
受注特化/FAX・メール・PDF受注が多い事業者
(Web受発注システム「CO-NECT」を提供)

(整形済CSV出力・API連携)

(商品マスタ紐付け+単位の自動変換)
活字 約99%要問い合わせ従量制(要問い合わせ)
無料テスト:あり
発注書AI-OCR(invox)
(インフォマート)
発注書(受注側)対応
(受発注プラットフォームと組み合わせて利用可能)

(基幹システム連携に対応)

(マスタ連携で商品を特定・AI学習)
印字 約99%/手書き 約80%要問い合わせ基本機能 30,000円〜
無料トライアル:約1ヶ月
受発注バスターズ
(受発注バスターズ株式会社)
受注特化/製造業・卸売業・商社×
(注文書データ変換サービス)

(既存の基幹システム・マスタと連携)

(得意先・商品マスタ連携+入力ゆれ・略称から候補提示)
活字 99%以上/手書き 約80%個別見積もり年額利用料:個別見積もり
無料相談/資料提供あり
Bカート AI-OCR
(株式会社Dai)
受注特化/BtoB EC一体型
(BtoB EC・Web受発注「Bカート」を提供)

(Bカート内へ直接登録。外部連携範囲は要確認)

(会員・商品・配送先の3大マスタ直結)

(公式に具体的な精度数値の記載なし)
0円エントリー:月額3,000円+80円/回
プロ/エンタープライズプランあり
毎月10回まで無料※
kozokaAI 受注AIエージェント
(株式会社kozokaAI)
受注特化×
(受注業務支援AIエージェント)

(ERP・IBM iなどの基幹システムと連携)

(マスタ・業務ルールを参照し商品コードや単価を特定)
コンピュータ印字の読取精度:約99%
手書き文字の読取精度:約85%
要問い合わせ50,000円〜(税抜)
無料トライアル:約1ヶ月
akinAI(あきないクラウド)受注特化/卸売業向け
(見積・注文書の読み取りから受注処理まで対応)

(公式サイトに明確な記載なし)

(自社マスタと自動照合)

(公式サイトに具体的な精度数値の記載なし)
要問い合わせ個別見積もり
トライアル:公式に記載なし
注文書革命DX/スマートOCR
(インフォディオ)
注文書特化×
(注文書特化AI-OCR)

(CSV出力・基幹システム連携)

(不足情報の自動補完・表記ゆれ対応)

(入力時間 90%削減)
要問い合わせ要問い合わせ
無料で読み取りを試せる
DX Suite
(AI inside)
汎用(全業種・帳票)×
(汎用AI-OCR)

(CSV出力・API連携)

(公式に記載なし)
99.6%(世界最高水準)0円(Lite)/Standard・Proは200,000円Lite 40,000円〜
1ヶ月トライアルあり
SmartRead
(Cogent Labs)
汎用(多業種・帳票)×
(汎用AI-OCR)

(APIなどの連携機能)

(公式に記載なし)

(公式サイトに具体的な精度数値の記載なし)
0円クラウド版:年額360,000円〜(月額30,000円相当)
無償トライアルあり(500枚まで)
AnyForm OCR
(ハンモック)
汎用(帳票全般)×
(汎用OCRソフト)

(CSV・TSV・XML出力・RPA連携)
あり(マスタ参照機能あり)活字の日本語・英数字で信頼精度 99.97%※要問い合わせ要問い合わせ
無償評価/有償評価あり

※ 受発注システムの有無:Web注文受付・受注管理機能の有無。[○:あり / △:機能はあるが範囲が不明確 / ×:システムなし]
※ 外部システム連携:基幹・ERP等へのデータ連携可否。[○:公式確認済 / △:自社内登録は可能だが外部連携は不明確 / ―:記載なし]
※ 「―/要問い合わせ」:記載なし、または個別見積もり(非対応とは限りません)。
※ 読み取り精度:公式の文字認識率。各社で測定条件が異なるため単純比較はできません。
※ Bカート AI-OCR:「月10回無料」は条件変更の可能性があります。
※ AnyForm OCR:「99.97%」は活字(日・英数字)約6.3万画像を用いた独自テスト結果です。

各サービスの詳細(特徴・料金・連携機能)

1. CO-NECT AIデータ変換(提供:CO-NECT)

1. CO-NECT AIデータ変換(提供:CO-NECT)

出典:https://biz.conct.jp/aidx/

CO-NECTが提供する受注特化のAI-OCRです。
FAX・メール・PDF・画像に加え、手書きの注文書にも対応し、
取引先ごとに異なる独自フォーマットでもそのまま読み取れます。
強みは読み取ったあとの運用定着で、商品マスタとの自動紐付けや単位の自動変換まで行えるのが大きな特長です。

タイプ
/主な対象
受注特化/FAX・メール・PDF受注が多い事業者
初期費用要問い合わせ
月額費用従量制(要問い合わせ)
無料トライアル
/テスト
あり(自社の帳票で試せる無料テスト)
読み取り精度
(公式値)
活字 約99%(100件のデータ化 約10分/処理時間 約99%削減)
商品マスタ
連携・変換
商品マスタと自動紐付け+単位の自動変換(例:1kg→2パック)
受発注システム
の有無

(Web受発注システム「CO-NECT」を提供。Web注文とFAX・メール・PDF注文をまとめて管理可能)
外部システム
連携

(整形済CSV出力・API連携に対応)
特徴・手書き・非定型(独自書式)に対応
・整形済CSV出力・API連携
・読み取り〜マスタ紐付け・単位変換〜連携まで一連で完結

「読み取って終わり」ではなく、受注登録の直前まで自動化したい現場に向いています。

2. 発注書AI-OCR(invox)(提供:インフォマート)

出典:https://www.infomart.co.jp/ai-ocr/index.asp

インフォマートが提供するAI-OCRで、FAX・紙で届く発注書のデータ化に対応します。
手書き・クセ字も高精度とうたい、マスタ連携での商品特定や基幹システム連携を備えます。
得意先ごとの書式には「レイアウト設定」で対応します。

タイプ
/主な対象
発注書(受注側)対応
初期費用要問い合わせ
月額費用基本機能 30,000円〜
無料トライアル
/テスト
あり(約1ヶ月)
読み取り精度
(公式値)
印字 約99%/手書き 約80%
商品マスタ
連携・変換
マスタ連携で商品を特定。AI学習や事前学習機能に対応
受発注システム
の有無

(提供元のインフォマートは受発注プラットフォームを提供。組み合わせて利用可能)
外部システム
連携
○(
基幹システム連携に対応。具体的な連携方法・対象は要問い合わせ)
特徴・手書き・クセ字に対応
・基幹システム連携
・得意先書式はレイアウト設定で対応

手書き主体の発注書を、マスタ連携込みでデータ化したい場合の候補です。

3. 受発注バスターズ(提供:受発注バスターズ株式会社)

出典:https://batton.co.jp/lp/order-busters/

受発注バスターズ株式会社が提供する、
製造業・卸売業・商社などの受注業務に特化したデータ変換サービスです。
バラバラな帳票や手書き文字に対応し、得意先・商品マスタとの紐付けや、
入力ゆれ・略称からのマスタ候補提示にも対応します。
専門の情報設計士が設計・構築を担当するため、利用者側で複雑な設定を行わずに導入できます。

タイプ
/主な対象
受注特化/製造業・卸売業・商社
初期費用個別見積もり(情報設計士による設計・構築費用、登録書類枚数などで算定)
月額費用年額利用料を個別見積もり(システム利用料・伴走費用など)
無料トライアル
/テスト
公式サイトに明確な無料トライアルの記載なし(無料相談・資料提供あり)
読み取り精度
(公式値)
活字 99%以上/手書き 約80%
商品マスタ
連携・変換
基幹システム内の得意先・商品マスタと紐付け可能。入力ゆれや略称からマスタ候補を提示
受発注システム
の有無
×
(注文書のデータ変換・受注業務効率化サービス。Web受発注システム自体の提供は公式サイトで確認できず)
外部システム
連携

(既存の基幹システム内の得意先・商品マスタと連携可能)
特徴・手書き・多書式に対応
・専門の情報設計士が設計・構築
・導入後95%工数削減と記載
・AI文字補正、AI帳票分類、AI精度チェッカーなどを搭載

書式設定の手間をかけずに始めたい、製造・卸の受注現場に向いた構成です。

4. Bカート AI-OCR(提供:株式会社Dai)

出典:https://bcart.jp/lp/aiocr/

BtoB EC「Bカート」と一体で使えるAI-OCR機能です。
LLMを活用して注文書・発注書を自動認識し、
会員・商品・配送先の3大マスタと直結して受注データ化できます。
基本的には自動認識で利用できますが、特殊な注文書フォーマットでは、
プロンプトや読み取りルールの事前設定・微調整が必要になる場合があります。

タイプ
/主な対象
受注特化/BtoB EC一体型
初期費用0円
月額費用エントリー:3,000円+80円/回。プロ/エンタープライズプランあり
無料トライアル
/テスト
毎月10回まで無料(提供条件・キャンペーン内容は公式サイトで要確認)
読み取り精度
(公式値)
公式に記載なし
商品マスタ
連携・変換
会員・商品・配送先の3大マスタと直結
受発注システム
の有無

(BtoB EC・Web受発注システム「Bカート」を提供)
外部システム
連携

(読み取った注文をBカートへ直接登録可能。Bカート外のシステムとの連携範囲は要確認)
特徴・LLM搭載で書式設定なしで自動認識
・BtoB ECと一体で受注管理
・料金が明快

すでにBカートを使っている、または一体で受注管理したい事業者に向きます。

5. kozokaAI 受注AIエージェント(提供:株式会社kozokaAI)

出典:https://www.kozoka-ai.co.jp/order-ai

【名称変更について】
「kozokaAI 受注AI-OCR」は、2026年7月23日付で「kozokaAI 受注AIエージェント」へ名称変更されています。

株式会社kozokaAIが提供する、受注業務に特化したAIエージェントです。
レイアウトや形式が異なるFAX・メール・PDFの注文書を読み取り、
マスタや業務ルールを参照しながら、商品コードや単価の特定、
例外確認、基幹システムへの登録候補作成まで支援します。
ERPやIBM iをはじめとする基幹システムとの連携にも対応しています。

タイプ
/主な対象
受注特化
初期費用要問い合わせ
月額費用5万円〜(枚数により変動)
無料トライアル
/テスト
あり
読み取り精度
(公式値)
コンピュータ印字の読取精度:約99%
手書き文字の読取精度:約85%
商品マスタ
連携・変換
マスタや業務ルールを参照し、商品コード・単価の特定や入力のゆらぎを補正
受発注システム
の有無
×
(受注業務を支援するAIエージェント。)
外部システム
連携

(データ連携、ERP・IBM iなどの基幹システム連携に対応)
特徴・FAX・メール・PDFなどの非定型データに対応
・商品特定、例外確認、登録候補作成まで支援
・データ連携、ERP/IBM iなどの基幹システム連携に対応

注文書の読み取りだけでなく、商品特定や例外確認、
基幹システムへの登録候補作成まで自動化したい場合の候補です。

6. akinAI(あきないクラウド)

出典:https://www.akin-ai.jp/

卸売業向けに、見積書・注文書のAI自動読み取りから受注処理までをカバーするクラウドサービスです。
手書きFAX・印刷書類を問わず読み取り、自社独自の商品名・略称・取引慣行にも自動で適応します。

タイプ
/主な対象
受注特化/卸売業向け
初期費用要問い合わせ
月額費用個別お見積り
無料トライアル
/テスト
公式に記載なし
読み取り精度
(公式値)
公式サイトに具体的な精度数値の記載なし
商品マスタ
連携・変換
読み取った商品名・型番を自社マスタと自動照合
受発注システム
の有無

(見積書・注文書の読み取りから受注処理までをカバー。取引先が入力するWeb受発注機能の有無は公式サイトで明確に確認できず)
外部システム
連携

(外部の基幹・受発注システムとの連携について、公式サイトに明確な記載なし)
特徴・手書きFAX・印刷書類に対応
・独自の商品名・略称・商習慣に適応
・見積〜受注処理までカバー
・入力ミス0件(AI+目視確認)

卸売業で、商習慣に沿った受注処理まで任せたい場合の候補です。

7. 注文書革命DX/スマートOCR(提供:インフォディオ)

出典:https://www.smartocr.jp/po-kakumei-dx/

インフォディオが提供する注文書特化のAI-OCRです。
FAX・メール・PDF・紙・手書きに対応し、定型・非定型を問わず読み取ってデータ化します。
テンプレート設定は提供元が代行するため、利用者側の書式設定は不要です。

タイプ
/主な対象
注文書特化
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料トライアル
/テスト
あり(無料で読み取りを試せる)
読み取り精度
(公式値)
公式に記載なし(入力時間 90%削減/1枚 12分→1分と記載)
商品マスタ
連携・変換
商品コード参照で不足情報を自動補完/表記ゆれに対応
受発注システム
の有無
×
(注文書特化のAI-OCR。)
外部システム
連携

(CSV出力・基幹システム連携に対応)
特徴・FAX・メール・PDF・紙・手書きに対応
・テンプレート設定は提供元が代行
・CSV出力・基幹連携

非定型の注文書が多く、書式設定を任せたい場合に検討しやすいサービスです。

8. DX Suite(提供:AI inside)

出典:https://dx-suite.com/

AI insideが提供する汎用AI-OCRです。
発行元ごとにフォーマットが異なる非定型書類にも対応し、手書き・活字を読み取ります。
受発注に特化した製品ではないため、注文書以外の帳票もまとめてデータ化したい場合に向きます。

タイプ
/主な対象
汎用(全業種・帳票)
初期費用0円(Lite)/Standard・Proは200,000円
月額費用Lite 40,000円〜(Standard 100,000円〜/Pro 200,000円〜)
無料トライアル
/テスト
あり(1ヶ月トライアル)
読み取り精度
(公式値)
99.6%(世界最高水準)
商品マスタ
連携・変換
公式に記載なし
受発注システム
の有無
×
(汎用AI-OCR。)
外部システム
連携

(CSV出力・API連携に対応)
特徴・非定型書類に対応
・手書き・活字対応、CSV出力・API連携
・注文書以外の帳票もまとめて対応

受発注に限らず、社内の帳票全般をデータ化したい企業に向いています。

9. SmartRead(提供:Cogent Labs)

出典:https://www.smartread.jp/

Cogent Labsが提供する汎用AI-OCRです。活字・手書きの帳票に対応し、
注文書を含む多様な文書のデータ化に利用できます。
定型帳票向けのSmartReadに加え、バラバラな書式に対応するSmartRead PLUS+も提供されており、
金融・保険・製造・小売など幅広い業種で活用されています。

タイプ
/主な対象
汎用(多業種・帳票)
初期費用不要
月額費用クラウド版 スモールプラン 年額360,000円〜(月額30,000円相当、税抜)
無料トライアル
/テスト
あり(無償トライアル、500枚まで)
読み取り精度
(公式値)
公式サイトに具体的な精度数値の記載なし(1件15分→1分未満の導入事例あり)
商品マスタ
連携・変換
公式に記載なし
受発注システム
の有無
×
(汎用AI-OCR。)
外部システム
連携

(APIをはじめとする連携機能に対応)
特徴・活字・手書きに対応
・APIをはじめとする連携機能
・定型帳票向けSmartReadと、非定型向けSmartRead PLUS+を提供

注文書に限らず、多様な帳票を扱う汎用用途に向いています。

10. AnyForm OCR(提供:ハンモック)

出典:https://www.hammock.jp/anyform/

ハンモックが提供するOCRソフトで、注文書・請求書・納品書などの非定型帳票のデータ化に対応します。手書き日本語エンジンを搭載し、読取エリアを指定して設計する方式です。

タイプ
/主な対象
汎用(帳票全般)
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料トライアル
/テスト
あり(無償評価/有償評価)
読み取り精度
(公式値)
活字の日本語・英数字で信頼精度 99.97%(63,500項目画像を対象としたハンモック独自テスト)
商品マスタ
連携・変換
あり(マスタ参照機能あり)
受発注システム
の有無
×
(汎用OCRソフト。)
外部システム
連携

(CSV・TSV・XML出力およびRPA連携に対応)
特徴・非定型帳票に対応(読取エリアを指定して設計)
・手書き対応
・CSV/TSV/XML出力・RPA連携

帳票を自社で細かく設計しながらデータ化したい場合に向いています。

タイプ別のおすすめ|目的から選ぶ

比較軸をふまえて、目的・課題タイプ別の選び方を整理しました。
(対応可否は各公式サイトの記載に基づく目安です。最終的には無料テストで自社帳票を試すのが確実です。)

FAX・メール・PDF・手書きが混在していて、まとめてデータ化したい
  → 手書き・多形式・非定型に対応する 注文書革命DX、kozokaAI 受注AIエージェント、CO-NECT AIデータ変換 など
取引先ごとに書式がバラバラで、書式設定の手間をかけたくない
  → 書式設定なし・提供元代行に対応する 受発注バスターズ、CO-NECT AIデータ変換 など
読み取り後、商品マスタ紐付けや単位・表記ゆれの変換まで自動化したい
  → 単位の自動変換や表記ゆれの補完に対応する 注文書革命DX、akinAI、CO-NECT AIデータ変換 など
CSV出力やAPIで基幹システムへつなげたい
  → CSV・API連携に対応する kozokaAI 受注AIエージェント、DX Suite、CO-NECT AIデータ変換 など
注文書以外の帳票(請求書・納品書など)もまとめて扱いたい
  → 汎用型の DX Suite、SmartRead、AnyForm OCR など

このように、自社の「困りごと」から逆算すると、候補は自然と絞り込めます。
どのサービスも公表スペックだけでは自社帳票との相性まではわからないため、
最終的には無料テストで実際の注文書を試して決めるのが確実です。

注文書AI-OCRの導入方法|たった3ステップ

「導入」と聞くと大がかりに感じるかもしれませんが、
注文書をデータ化するまでの流れは、意外とシンプルです。

1
いつもの注文書を用意する
FAX・メール・PDFなど、今のままの注文書でOK。新しく作り直す必要はありません。
2
無料テストで読み取りを試す
多くのサービスが無料の読み取りテストを用意。まずは自社の実際の注文書で精度を確かめます。
3
データで受注登録する
CSV出力や基幹システム連携で、そのまま受注業務に使えます。一部の取引先から小さく始めると安心です。

「うちの注文書でもちゃんと読めるかな?」という不安は、
まずは自社の実際の注文書でテストしてみるのが確実です。
いきなり全部を切り替えず、一部の取引先から小さく始めると、失敗が少なく安心です。

【FAQ】注文書AI-OCRのよくある質問

Q. FAXの注文書でも読み取れますか?「FAX受注をやめたい」のですが。

A. FAXの注文書に対応するAI-OCRは多くあります
複合機で受信したFAXデータ(PDF)をそのまま読み取るのがおすすめで、
紙に出力してから再スキャンすると画質が二重に劣化しやすいため注意が必要です。
FAX受注そのものを減らしたい場合は、AI-OCRでのデータ化に加えて、
取引先との受発注をWeb化する方法もあります。

Q. 発注書・注文書の手入力を自動化したいです。何から始めれば?

A. まずは自社に届く注文書の「形式」と「書式のバラつき」を整理し、
無料テストで実際の帳票の読み取り精度を確認するのが第一歩です。
そのうえで、読み取り後の商品マスタ紐付け・単位変換・基幹連携まで自動化できるかを比較すると、
導入後の手作業が残りにくくなります。

Q. 精度は100%になりますか?

A. 精度は100%ではありません。
FAXの解像度や筆跡のクセによって上下するため、読み取り後の目視チェックを残す運用が安心です。
「読み取りはAI・最終確認は人」という役割分担を前提にすると、
失敗しにくくなります。なお各社が公表する精度は測定条件が異なるため、数値の単純比較はできません。

まとめ:注文書AI-OCRは「精度+運用定着+基幹連携」で選ぶ

今回は、注文書対応のAI-OCR の10サービスを、
読み取り精度だけでなく、商品マスタとの紐付けや単位変換といった
運用への定着しやすさ」、そして「基幹連携」までを見据えて比較しました。

注文書AI-OCRは「精度◯%」だけでなく、対応形式・非定型対応・運用定着・基幹連携・料金の5軸で選ぶ
とくに商品マスタ紐付け・単位/表記ゆれ変換まで自動化できるかで、導入後の手作業の残り方が変わる
精度は100%ではないため、最終チェックは人が担う前提で運用する
最後は無料テストで自社の実際の注文書を試して判断するのが確実

注文書の手入力を減らしたい場合は、
読み取り〜商品マスタ紐付け・単位変換〜CSV/API連携までを一気通貫でデータ化できる
CO-NECT AIデータ変換」がおすすめです。
無料の読み取りテストで、実際の注文書がどこまで読めるかを試せます。
AI-OCRでできることや、実際の読み取り事例をまとめた資料をご用意しています。
無料でダウンロードできますので、下記からご確認ください!

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※本記事の比較は、各社公式サイトの記載(2026年7月27日時点)に基づいて作成しています。
料金・キャンペーン・サービス名称・機能は変更される可能性があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

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